本当に産んで良かったです

骨盤体操
冷えとり
体力づくり

身体の弱い部分への対処など
産みやすい身体作りに励まれました

時間がどれだけかかるか、
どれだけ痛みがあるのかを
想像するよりも、

赤ちゃんに会いたくて
会いたくて仕方ないから、
どんな努力をしてでも
必ず会いにゆきます!
と気持ちが
伝わってきました

痛みも軽くて、つるんと産まれてきてくれたらいいなと
思ったけれど、
3日も4日もかかるお産になりました

赤ちゃんはお母さんの身体が熟すのを待って
お母さんの身体に優しい方法を選んできました

彼女は赤ちゃんに会うため
一度乗った手漕ぎボートを
最後まで進ませて

そしてお母さんも元気で
赤ちゃんも元気に産まれてきました

お産を終えて
彼女は「本当に産んで良かったです」と言われました

高齢だとダメですか?

40代で初めて妊娠、自宅出産されたママのエピソード。

私が自然分娩したい、自宅出産したいというと、周りはすごく驚くのですが、
高齢だと助産院はダメですか?

高齢だと自然な陣痛が起きませんか?
高齢だと産道が硬くて自然出産できませんか?

たくさんの質問を浴びせて来られました。

助産師は3つのことを説明しました。

・出産のプロセスが生理的なものであること
・妊娠・出産・産後と身体はホルモンの影響を受けて変化すること
・妊娠・出産・産後と心身はずっとつながっており、出産のために、出産の時だけ何かをすることでないこと

最後に、20、30代妊婦さんと比較して工夫したいことについてお話ししました。

ママは妊娠してすぐから
3つのことを意識しながら過ごされました。

そして、20、30代妊婦さんと比較して工夫したいことについて、
自分にできる範囲で
「楽しみながら」
「助産師と確認しながら」

やっていかれました。

出産まで何をしたらいいか分からない。

「出産まで何をしたらいいか分からない。」と悩んでいた妊婦さんへの訪問診察エピソード。

初産の妊婦さんからこんなご相談がありました。

「いま、妊娠していて、病院に通っているんですが、何がどうなっているのかが分からなくて、何が分からないのかが分からないんです。」

「健診には行くのですが、先生からは特に指導的なものがないので、毎回、何を聞いたらいいのかも分からないんです。」

「夫も病院に入れず、私と赤ちゃんがどうなっているのか分からないようです。」

「出産まで、何をして行ったらいいか全く分からなくて・・・。」

「高齢初産でもあり、心配です。」

“妊婦さんと旦那さんが在宅の日に訪問して欲しい”
というご希望通り、訪問診察をしてきました。

  • お腹の触診
  • 心音聴取
  • 超音波エコー
  • 骨盤の診察

をしました。

妊婦さんと旦那さんには、

・お腹の中の赤ちゃんがどのくらいの大きさになっているか
・妊婦さんの身体に対して、どのような体勢で、どの位置にいて、どのように動いているのか
・胎盤、(お)臍、羊水の役割

についてお話ししました。

次に、

・妊娠は病気ではないこと
・出産は身体にとって生理的なもの
・原則、医療的な介入は必要がないもの

であることを丁寧に説明しました。

そして、

・妊娠が正常から逸脱しない=病気でない状態で経過する
・出産が身体にとって生理的な現象で経過する

このために必要な「身体作り」「心構え」について、
「これから助産師と一緒にやってゆくこと」をお約束しました。

これから出産まで、定期的な訪問を続けていくことになりました。