【毎月3日はお産の日】

「僕もやっていて楽しい」

そう言ってくださる農園のまつのさんに

今年も何度もお味噌作りの会を開催していただきました。

一度に作れるお味噌は8組。

助産院を利用して関わりくださったママとそのご家族とで

有機の豆やミネラル豊富の塩と地下120mから汲み上げられるお水を使って作ります。もちろん、皆さんの元気な常在菌が入ります。

お味噌が日本人にとって必要不可欠の調味料であると同様に

お産にはたっぷりのオキシトシンと常在菌、同じ士気を持った人の存在と少しの根気が必要だということをお味噌作りを通して肌で感じています(笑)。

みんなで作るお味噌は愛着が湧いて、食べられるようになるのがとても楽しみになります。

母屋の落ち着いた雰囲気は、かつて、日本のどこの地域にも

見られていたような子どもたちの笑い声や大人たちの雑談が聞かれて、初めて会った人達同士も、毎年ここでお会いする人達同士にもやさしい時間となりました。

感謝感謝のお味噌作りのひとときでした。

体重がぐんぐんと増えてしまう妊婦さんへ

【助産師と一緒に確認すると良いこと7選】
1.  食事全体の炭水化物の割合 
2.  炭水化物の中身(米飯、パン、麺、芋類、果物、砂糖)
3.  砂糖の種類(精製された砂糖、されていない砂糖)
4.  使っている調味料(砂糖・塩・醤油・みりん)
5.  添加物の存在
6.  食べ方(何から、噛み方、時間帯)
7.  代謝・解毒を促すもの

ぶどうの木助産院では、
妊娠中から産後・子育てのはじまりを、助産師がマンツーマンでサポートします。

お気軽にご相談ください。
総合病院や個人クリニックで出産予定の妊婦さんも歓迎いたします。

【妊娠中から助産師を相談相手にすると良いこと7選】
1. 安心して出産を迎えられる
2. 出産が楽しみになる
3. 妊娠中のトラブルを起こしにくい(腰痛,切迫早産,逆子など)
4. 出産までに何をしたら良いか、自分にぴったりの方法が見つかる
5. どのように産みたいか明確になる
6. 妊娠中から産後まで、身体が楽になる
7. 母乳育児が楽しくなる

産後ケアを利用された感想

一ヶ月に一度見てもらえると
安心です

産院を退院して
産後ケアを利用して下さるママのエピソード

授乳がこれで合っているのか?
良い方法で出来ているのかそうでないのか?

赤ちゃんの成長はこれで良いのか?
赤ちゃんの成長とは何なのか
自分のお世話の仕方が合っているのか

身体の変化はこれで正常なのか?
乳房や悪露や気持ちは日に日に変わっている
これは皆に起きることなのか
私だけに起きていることなのか

どのくらい自分が家事や育児に
動くべきなのか?
家族にやってもらう必要があるのか?
そうだとしたら、それをどのように
家族に伝えたら良いのか

実際、ママは産後の身体の回復も
赤ちゃんの成長も
順調に経過されている

それでも、
「同じ助産師」に「毎月」来てもらい、
ママに関わることについて
「それで良い」と言ってもらうだけで
安心して子育てしてゆけるそう

そして、もしも、「同じ助産師」に
「妊娠中から」
「毎月」(妊婦健診のたびに)
見てもらっていたら
もっと良かっただろうなと話された

出産まで何をしたらいいか分からない。

「出産まで何をしたらいいか分からない。」と悩んでいた妊婦さんへの訪問診察エピソード。

初産の妊婦さんからこんなご相談がありました。

「いま、妊娠していて、病院に通っているんですが、何がどうなっているのかが分からなくて、何が分からないのかが分からないんです。」

「健診には行くのですが、先生からは特に指導的なものがないので、毎回、何を聞いたらいいのかも分からないんです。」

「夫も病院に入れず、私と赤ちゃんがどうなっているのか分からないようです。」

「出産まで、何をして行ったらいいか全く分からなくて・・・。」

「高齢初産でもあり、心配です。」

“妊婦さんと旦那さんが在宅の日に訪問して欲しい”
というご希望通り、訪問診察をしてきました。

  • お腹の触診
  • 心音聴取
  • 超音波エコー
  • 骨盤の診察

をしました。

妊婦さんと旦那さんには、

・お腹の中の赤ちゃんがどのくらいの大きさになっているか
・妊婦さんの身体に対して、どのような体勢で、どの位置にいて、どのように動いているのか
・胎盤、(お)臍、羊水の役割

についてお話ししました。

次に、

・妊娠は病気ではないこと
・出産は身体にとって生理的なもの
・原則、医療的な介入は必要がないもの

であることを丁寧に説明しました。

そして、

・妊娠が正常から逸脱しない=病気でない状態で経過する
・出産が身体にとって生理的な現象で経過する

このために必要な「身体作り」「心構え」について、
「これから助産師と一緒にやってゆくこと」をお約束しました。

これから出産まで、定期的な訪問を続けていくことになりました。

開業から10年!

2011年8月に開業して10年が経ちました。助産院を利用して下さったお母様、ご家族の皆様に感謝申し上げます。

以前言われていた「MY助産師」はLMC(Lead Maternity Carer)と言い方が変わり、これからは「マタニティ継続ケア担当責任者」と呼ばれるようになります(少し慣れませんが^_^)。

妊娠中から産後まで関わる助産師を指しますが、同じ人と何度も出会い、信頼関係と安心のもとで出産し、産後も相談できるという「人と人のつながり」を大切にするシステムをも意味します。

これは日本の中で古来から大切に受け継がれているシステムで、私も、この最古の職業とも言われる昔からの産婆スタイルを健康のある限り続けてゆきたいと願います。

そして、お母さんお父さんになる人が安心して子育てしていくことのほんのわずかな支えとなれたらと願っています。

あなたにとってお産とは

あなたが、いつか迎える”お産”とは、どのようなお産ですか?

楽しみですか。
怖いですか。

怖いとしたら、どんなところが怖いですか。

その気持ちはどこから来るのでしょうか。

お産のとき、
助産師を頼りにしてください。
助産師にはたくさんわがままを言っていいのです。

赤ちゃんが産まれたら、引き続き助産師にまかせてください。

どうやって赤ちゃんを抱くか…
おっぱいを含ませるか…
いつ身体をどう休めたらいいのか…

あなたに合わせてお伝えします。

助産師がその場にいなかったら、
LINE・電話・メールを通してケアの方法を丁寧にお教えします。

あなたと赤ちゃんにぴったりの方法が見つかるようにケアしていきますよ。

赤ちゃんが産まれた後も、できれば相談してください。

仕事復帰とおっぱい、
身体のこと、
気持ちのこと、
上の子のことやパートナー、
親とのことなど、

お産が終わっても、お話しくださるのを待っています。

写真右:斉藤麻友佳、写真左:小長井祥子(いぶきの助産院)
2017年1月に生まれた赤ちゃんと。