時代おくれのいいお産

自然なお産が何よりこの後の時代を生き抜いていく子どもたちにとって大切

オキシトシンの沢山出るお産、気持ちの良い性とお産が母と子の絆を深める

赤ちゃんとお母さん目線に立って
お母さんが自然に無理なく産めるように
見守る産科医療に関わって来られた
奈良県 久靖男先生のお話をオンラインで拝聴しました。

先生の開業のきっかけは、
「赤ちゃんを愛せない」
虐待してしまう
自殺したい

そんな母親に出会ったことだったと伺いました。

自分の力で産むということは
「本来持っている力を発揮すること」
「子どもの力を弱めないこと」

ここが失われてしまうと
地球と人類に何かダメージのあることが起きてしまう。

キーワードは自然なお産とオキシトシン、母と子の絆だったかと思います。

お話を伺って、小さな助産院ですが、コツコツとお母さんがオキシトシンあふれ、自然にお産されるのを一生懸命見守って行きたいと思いました。

そして、喜びと充実感で満たされたお産をしたお母さんたちが話さずにはいられないと、語りはじめてくださるのを期待していきたいと思います。

結びつきのお手伝い

自宅出産だと、入院はお産が始まり助産師を呼んで下さった時間から、退院は産後4日目の訪問の時間になります。

お母さんと家族は家にいるので、入院も退院も言葉だけが動いているようですが、
4日目の今日はお母さんが卒業式のような面持ちでお手紙を下さいました。

お父さんは「めちゃくちゃ可愛いんですけど」と言いながら、時間がゆるせば抱っこしている様子です。

助産師としては、こんな様子を見せていただくのが一番嬉しいな、と思います。

これからも赤ちゃんとお母さんお父さんの結びつきをお手伝いさせていただけると良いなと思います。

あなたにとってお産とは

あなたが、いつか迎える”お産”とは、どのようなお産ですか?

楽しみですか。
怖いですか。

怖いとしたら、どんなところが怖いですか。

その気持ちはどこから来るのでしょうか。

お産のとき、
助産師を頼りにしてください。
助産師にはたくさんわがままを言っていいのです。

赤ちゃんが産まれたら、引き続き助産師にまかせてください。

どうやって赤ちゃんを抱くか…
おっぱいを含ませるか…
いつ身体をどう休めたらいいのか…

あなたに合わせてお伝えします。

助産師がその場にいなかったら、
LINE・電話・メールを通してケアの方法を丁寧にお教えします。

あなたと赤ちゃんにぴったりの方法が見つかるようにケアしていきますよ。

赤ちゃんが産まれた後も、できれば相談してください。

仕事復帰とおっぱい、
身体のこと、
気持ちのこと、
上の子のことやパートナー、
親とのことなど、

お産が終わっても、お話しくださるのを待っています。

写真右:斉藤麻友佳、写真左:小長井祥子(いぶきの助産院)
2017年1月に生まれた赤ちゃんと。