産む場所はどこでも

上の子の赤ちゃん訪問で

知り合いになった彼女は

その後、子育てひろばや集まりに来て、

「助産師と一緒に産む」ことを知った

「あれからずっと、妊娠したら、

助産師さんにお世話になりたいと

思っていました」

そう言って連絡くださった

助産院は出張型で、

宿泊施設を持たないため、当時は、どこで出産するかは

決めてていなかった

妊婦健診では、健康的に過ごす工夫や出産と子育てのための身体作りのことを

助産師と一緒に確認し、

次の健診まで励まれた

そんな中、出産場所として気に入った

ところが見つかり、

陣痛が始まったら移動して

出産する予定だった

しかし、実際は、

出産の進行が早そうだったため、

安全を考えて予定を変更して

陣痛が始まった自宅で出産することにした

場所はどこであっても、

彼女は助産師と、家族と一緒に出産された

お父さんインタビュー

■助産院を選ばれた理由はなんですか?

第一子の時、妻が母乳相談で助産師さんを訪ねたのがきっかけでした。初めての育児で不安だらけでしたが助産師さんに来て頂きくと、不安が解決しました。第二子が出来たら助産師さんにお願いしたい!と妻の意向からお願いしました。

■助産院を利用されて、何か得られたことはありましたか?

重複しますが、気になる事、わからない事をすぐ解決して下さる事や、何かあると、すぐに来てくださり助けて頂きました。病院では教わらない様な赤ちゃんケアの方法や、おくるみの巻き方など聞けて勉強になります。

■思っていたことと違うことはありましたか?

自宅出産は何かあったら大変。総合病院の方が安心。と決めつけていましたが、丁寧に自宅出産の話をして下さって自然の出産の良さなど知る事が出来ました。結果、産まれてすぐを家族で迎えられたて自宅出産にして良かったと感じています。

■ご自宅で出産することに周囲の方から何か反応はありましたか?

同僚からは驚かれる事が多く、凄いね。と言われ続けました。

■お産を通して、奥さんや女性に思うこと、感じることはありますか?

間近で検診や出産に立ち会う事が出来て、女性の持つパワーの凄さを感じました。

■どんなお父さんになりたいですか?

まずは健康第一に頑張りたいです。

娘達と関われる時間を大切にしていきます。

ママの気持ちに寄り添って、周りで一生懸命動いてくださるパパさん姿が印象的でした。いつもお家にあげてくださり、一緒に時間を過ごさせていただいたこと、とても感謝しています。

まさか自分が家で出産するとは

通院していたクリニックがお産の取り扱いをやめることになり

「出産場所を探さなければならない」と

助産院に連絡してこられたママのエピソード

実は、パパママ学級で、先に自宅出産された方の話を聞くまでは自宅で出産する選択肢があることすら知らなかった

当初、自宅での出産はイメージできず、

家族以外の人が自宅に来ることも多くなかったため

自宅ではリラックスできないかもしれないと思っていた

初めて助産師が家に来て妊婦健診した時は

緊張してしまった

しかし、何度も家に来てもらい、お産の話を聞いたり、

一緒にケアをしてゆくうちに、

いつの間にか助産師が家に来てくれるのが

楽しみになっていた

お産の日は、いつもと同じ日常の中で

産むことができ

お産を振り返ると

しあわせだった

そのまま生活が続いたおかげで

夫と二人で無理なく子育てを始められている

お父さんインタビュー

■助産院を選ばれた理由はなんですか?

助産師さんと実際にお話させてもらって、信頼できると思ったからです。

■助産院を利用されて、何か得られたことはありましたか?

ありのまま、自然のほうが出産◦育児には良いということが分かりました。

■思っていたことと違うことはありましたか?

逆子は直ると思っていたけれど、直らなかったこと。

■お産を通して、奥さんや女性に思うこと、感じることはありますか?

生死をかけて子どもを産んでくれて、ありがとうという感謝の思いです。

■どんなお父さんになりたいですか?

子どもの主体性を伸ばせる父親になりたいです。

インタビューの回答はとても短いですが、実は、一つ一つのお答えにパパの魂がこもっています。
思い返せば、はじめに助産院に電話をして下さったのも、パパさんでした。
妻のつわりに何かしてもらえるか…?と。

その後も、
お腹に赤ちゃんが来てくれたことが本当に嬉しそうで、天にも昇るような気持ちで一緒にお腹を見てくださったパパさん。
お仕事精一杯やって帰ってきた後もママの体を優先してフル稼働。パパの体も心配していましたよ。

赤ちゃんが生まれてからは一段と嬉しそうで、赤ちゃんの頭からつま先まで全ての成長を喜んでおられました。
出産場所は違っても、ずっと赤ちゃんの成長を一緒に楽しませていただいたこと心から嬉しく思っています。
ママの健康と赤ちゃんの成長を心より願っております。

お父さんインタビュー

■助産院を選ばれた理由はなんですか?

元々かかっていたクリニックがお産の対応をやめてしまうということで、妻の知り合いの助産師さんにお願いするという流れでした。(助産師さんが信頼できそうな人だと思えたことも大きいです)

■助産院を利用されて、何か得られたことはありましたか?

クリニックでは健診にも付き添えず、色々と妻に任せきりになってしまい、どうしてもどこか蚊帳の外というか……当事者意識が少しだけ薄かった気がします。

助産院では健診から出産まで、ずっと妻と子どもの側にいることができたので本当に良かったと感じています。

■思っていたことと違うことはありましたか?

こんな言い方は失礼かもしれませんが、産前産後(もちろん出産中も)を通して、ソフト面でもハード面でも思っていたよりもずっと手厚く対応して頂きました。そのおかげで不安に思うことが少なく、安心して過ごすことができたと思います。

■ご自宅で出産することに周囲の方から何か反応はありましたか?

自宅出産という選択肢自体が頭にない人が大半で、話をすると驚かれることがほとんどでした。

考え方は人それぞれだと思いますが、知らない選択肢がある上で選択をすることはシンプルに損なことだと思うので、自分達家族は幸運だったと思います。

■お産を通して、奥さんや女性に思うこと、感じることはありますか?

性別に対する価値観が変わりつつある世の中ですが、体のつくりはどうしたって変わりません。出産は男にはできないことで、本当に凄いことです。

妻には感謝の気持ちしかないです。

■どんなお父さんになりたいですか?

尊敬されるようなかっこいい父親になれる自信はないので、せめて子どもに信頼してもらえるような父親になりたいです。

一緒になって色々悩んで、成長していきたいです。

分娩場所を途中から変えられて、不安がなかったとは言えなかったと思います。でも、パパさんは、ママと、自分たちのお産を迎えられるよう、いろいろと質問下さり、一つ一つ前に進まれて来ましたね。

出産も、産後も、ママをやさしい眼差しで支えてくださっていること、本当に感謝です。これからもいろいろなことがあるかと思いますが、ママと赤ちゃんとたくさん会話してやっていきましょうね。

お父さんインタビュー

■助産院を選ばれた理由はなんですか?

コロナ禍でクリニックや病院が立会い人数を制限している中、助産院であれば家族全員で立ち会えると知り助産院に決めました。

■助産院を利用されて、何か得られたことはありましたか?

助産師さんの温かさを感じることができました。

困ったことや不安なことがあった際に、助産師さんが親身になって対応してくださり大変助かりました。

■思っていたことと違うことはありましたか?

出産をお手伝いしてくださる人数が少ないことが不安でしたが、むしろ少ない方が奥さんが落ち着いて出産できた気がします。

また、分娩台を使わないことも驚きでしたが、使わない方が奥さんもリラックスして出産できたと思います。

■助産院で出産することに周囲の方から何か反応はありましたか?

周りからは「珍しいね!」や、「助産院での出産はどんな感じなの?」のような反応がありました。

■お産を通して、奥さんや女性に思うこと、感じることはありますか?

奥さんには感謝しかありません。子供の面倒や料理などいざやってみると大変な事も多く、いつも頼っていたんだなということを改めて知ることができました。

■どんなお父さんになりたいですか?

どんなことでも話してもらえるような、気さくな父になりたいです。

赤ちゃんが生まれることで、お姉ちゃんが上手にお姉ちゃんになれるよう、お姉ちゃんの心の動きを繊細にキャッチして関わられていたパパさん。

ママに対してもそうでした。

家族が増えることに全身全霊で立ち向かわれていたパパさん。このパパさんなら、この先何があっても大丈夫!素敵だなぁ、素晴らしいなぁと感じていました。

またいつかお会いできる時があったらとても嬉しく思います。

お父さんインタビュー

■自宅出産を選ばれた理由はなんですか?

>> 妻から病院ではなく、助産院か自宅で産みたいという話を聞き、それまでは出産は病院でが当たり前のように考えてましたが、家族全員で赤ちゃんを迎えられることに魅力を感じました。また妊婦さんが安心してリラックスできる環境で出産することが妊婦さんにも赤ちゃんにもいいなと思いました。

■助産院を利用されて、何か得られたことはありましたか?

>> 家族的な温かい雰囲気、病院だと相談できないこと(医療に関わることではない内容)についてもアドバイス頂けて良かったです。

■思っていたことと違うことはありましたか?

(全てが初めてのことで、そもそも思っていたことがあまりなかったが)

胎児、妊婦の体調検査等、病院で受けられる基本的な医療行為もある程度はできて安心できました。

■自宅で出産することに周囲の方から何か反応はありましたか?

>> リラックスできる自分の家で家族が見守る中で赤ちゃんを迎えられることは良いことだと言ってくれた人が多かった。子ども達は出産の時に怖がらないか、出産時の準備や片付けなど大変だったかなど気にする人もいました。

■お産を通して、奥さんや女性に思うこと、感じることはありますか?

>> 妊娠中から出産までの長い間、赤ちゃんのために自分を犠牲にし、赤ちゃんのことを最優先にすることは本当に素晴らしい。もっと自分自身のことも大事にしても良いと思います。それが結果的に赤ちゃんのためにもなる。

■どんなお父さんになりたいですか?

>> 子供の上からではなく、平等な立場で子供の考えを尊重し、子供の自己肯定感を発達させ、人生は幸せであることを感じられるように育てたい。パパは仕事で忙しくて子供のことは見てくれない、家事も育児もママに任せる、ことではなくママと一緒にやって行きたいです。

思い返せば、ママのお腹に赤ちゃんが宿っているか確認したときから一緒にいてくださったパパさん。実際に赤ちゃんは家族の見守る中、元気な産声を上げましたが、そのとき、赤ちゃんを家族全員で迎えること、ママがリラックスできて笑顔でいられるということを一番に望んでおられたのはパパさんだったなあと感じました。

子どもたち一人ひとりにやさしく声をかけ、遊ぶ時間を惜しまないパパさんの姿が目に焼き付いています。

もっとパパさんのお話をお聞きしたいと思っています。これからも、どうぞよろしくお願いしますね。

私が本当にリラックスするということ

なるべく自然に、
なるべくリラックスした
状態で赤ちゃんを
迎えたいと
妊娠のはじまりには
自宅に助産師を呼んで
赤ちゃんがお腹に
宿っているのを
一緒に確認した
出産は自分がリラックス
することがとても重要で、
身体を良い状態に保つこと
気持ちが解放されていることなどがオキシトシン分泌に
深く関与していることを
助産師から教わり、
ビデオでも観た
妊娠の途中、赤ちゃんに心配な症状が見つかり、
専門病院での健診が
必要となり、出産場所も変える事になった
妊娠、出産、子育ては
ママがリラックスしていること
ハッピーでいることが
良いだろうと、なんとなくはわかっていた
しかし、病院への転院をきっかけに
本当に自分や家族がリラックスすることがいかに大切かと痛感していた
転院しても助産師の
アドバイス通り
これまでと同様に
赤ちゃんと自分が
リラックスできるよう意識して過ごした
すると、臨月に入り、
赤ちゃんの心配な症状は改善し、医師はもう大丈夫と、私の意思を尊重し、助産院へ転院させてくださった
そして、自宅で、
家族に囲まれて、
自分が楽だと思う姿勢で、
これまでずっと一緒だった助産師を呼んで
出産した
オキシトシンいっぱいで赤ちゃんを産むこと、
過ごすことの必要を
赤ちゃんから
教えてもらった!

お父さんインタビュー

■自宅出産を選ばれた理由はなんですか?

最初は立ち合いが必ずできるからいいなと思っていました。

実際に助産師さんと会ってから、診察していただいたことで、

いろいろ学び、安心して産める環境が子どもにもお母さんにも大切だと知りることができました!

なので、自宅出産がベストな選択だと考えて、決心しました!

■助産院を利用されて、何か得られたことはありましたか?

助産院を利用してから、お母さんの大変さを感じて、より支えていかないといけないという気持ちが強くなりました。

また、赤ちゃんのこともじっくりと一緒に学べるところも素敵だと思いました!

■思っていたことと違うことはありましたか?

思っていたことと違うと感じたことはなくて、最初に助産師さんと話した時に、他では得られない体験ができるといつも感じていました。

■自宅で出産することに周囲の方から何か反応はありましたか?

周囲の反応は、お家で産むんだ!すごいね!という反応が多かった印象ですが、今後自宅出産をやっていく人が増えてくるといいなと思いました。

■お産を通して、奥さんや女性に思うこと、感じることはありますか?

お産を通して、奥さんには妊娠中から食事や行動など元気に赤ちゃんを産むために大きく変化があり、ケアも頑張ってたくさんしてきて、大変な時期を乗り越えたこと、元気に赤ちゃんを産んだこと、子どもが元気に産まれてきたことなどなど、本当にありがとうと思っています!

また、子どもをもつ女性の方はすごいなという気持ちが以前よりも強くなりました。

■どんなお父さんになりたいですか?

まだまだ頼りないところが多いので、どんなときでも頼りになるお父さんになりたいです!

ママのお腹の中で赤ちゃんがどう過ごしているか興味津々で、毎回驚きと発見に喜ばれるさんと一緒に赤ちゃんを迎えられたことを本当に嬉しく思います。

お産の時も、赤ちゃんが生まれてからも、パパさんがずっと一緒に笑顔でいてくれたので、助産師の私もママと一緒に大変なことを乗り越えられたと感じています。

パパさん、ありがとうございます! 

これからもよろしくお願いしますね。

自分で産めたんだという気持ち

自宅や助産院で出産するというと
何かあったときに困るのではと
言われたこともある
でも、自分の身体に起こることを
すぐに聞ける助産師が一緒だった
妊娠中
こういう時期には
こんな体操が良いとか
こんな過ごし方が良いなど
アドバイスしてもらった
それで、その都度
自分でそのようにやってみた
すると、身体が楽になったり
心配していたことが解消されたりして
安心できた
妊娠中にそのように過ごしていたら
段々と「何かあったら」という気持ちは
消えてなくなり
その代わり
きっと大丈夫だという気持ちになり
そして、出産が楽しみになった
出産してみると
「自分で産めたんだ」という気持ちが湧き上がった
それが今でも大きな自信になっている